Illustratorの「レイヤー機能」… | テクニック | くらうど職人

Illustratorで複雑なデザインを作成していると、オブジェクトが増えるにつれて整理が大変になります。そんなときに活躍するのが「レイヤー機能」です。レイヤーを活用することで、デザイン要素を整理し、後からの編集が簡単になります。

1. レイヤーパネルを表示する
まず、レイヤーを使うためにはレイヤーパネルを表示する必要があります。

メニューから「ウィンドウ」→「レイヤー」を選択すると、右側にレイヤーパネルが表示されます。

2. レイヤーの追加と名前変更
レイヤーを使う目的は、デザイン要素を整理することです。

新しいレイヤーを追加するには、レイヤーパネル下部の「新規レイヤー」ボタンをクリックします。

各レイヤーには名前をつけて、後から見やすく整理できます。たとえば、背景用、文字用、アイコン用など、用途別に名前を付けましょう。

3. レイヤーのロックと非表示
デザインを進める中で、特定のレイヤーを操作したくない場合があります。

ロック：ロックしたレイヤーは選択できないようになります。誤って編集してしまうのを防ぎます。

非表示：作業中に不要なレイヤーを隠すことができ、画面がスッキリします。

4. レイヤーの整理と管理
複数のレイヤーを管理する際に便利な技をいくつか紹介します。

レイヤーの統合：複数のレイヤーを1つにまとめたいときは、レイヤーを選択した状態で「レイヤーを結合」を使います。

グループ化：同じレイヤー内でオブジェクトをまとめるためにグループ化を使います。

レイヤー機能を使えば、複雑なデザインも整理して管理できます。作業中の混乱を避け、効率的にデザインを進めるために、ぜひレイヤーを活用してみましょう。

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